ー特訓シリーズ《自己紹介 Level 2》ー
はじめに
【前のステップから】
Level 1 では「名前+所属部署」を話す練習をしました。
今回の Level 2 では、それを一歩進めて、 「自分の仕事を一文で説明できるようにする」が目的です。
部署名だけでは、相手は「何をしている人か」まで理解できません。
特にグローバルチームでは、役職より「何を担当しているか」が重要です。
なぜこれが大切か? 欧米のビジネス文化では、
– 企業ごとに役職の定義が異なる
– プロジェクトベースでは「役割」が最重要
– 相手は「あなたに何を相談できるか」を知りたい
【Example】
❌ “I’m from the Quality Assurance department.” → 相手の心の声:「で、何をする人?」
✅ “I’m from the Quality Assurance department. I’m responsible for software testing.” → 相手の心の声:「ああ、テストの専門家ね!」
この一文が、ビジネス会話の入り口を大きく変えます。
このステップでは、
「部署名を言う → 仕事内容を一言添える」
という流れを自然に話せるように練習していきます。
音声教材を使ってリズムとイントネーションを体で覚えると、
英語で話すときの“迷い”が少しずつ減っていきます。
基本フレーズ
① I’m responsible for + 業務内容
例文: I’m responsible for software testing.
「〜を担当しています」という、定番で信頼感のある言い方です。
フォーマルな場面や上司・顧客に対しても自然に使えます。
- 音節分解: I’m / re-SPON-si-ble / for / SOFT-ware / TEST-ing
- ストレスアクセント(★): re-★SPON-si-ble(第2音節を強く) ★SOFT-ware(第1音節を強く) ★TEST-ing(第1音節を強く)
- リズムパターン: I’m(短く)/ responsible for(流れるように)/ software testing(明確に)
🗣 I’m responsible for project management.
🗣 I’m responsible for staff training.
② I mainly work on + 業務領域
例文: I mainly work on product design.
“mainly work on” は少し柔らかく、会話にも使いやすい言い方です。
相手との距離を保ちながら、仕事の方向性を伝えられます。
- 音節分解: I / MAIN-ly / work / on / PROD-uct / de-SIGN
- ストレスアクセント(★): ★MAIN-ly(第1音節) ★PROD-uct(第1音節) de-★SIGN(第2音節)
- リズムパターン: I mainly(軽く)/ work on(流す)/ product design(強調)
🗣 I mainly work on system improvement.
🗣 I mainly work on data analysis.
③ I handle + 業務分野 / 製品名
例文: I handle customer support for our software products.
“handle” は「担当している」「扱っている」という意味で、実務的な印象になります。
「現場で動いている人」らしさを出したいときに適しています。
- 音節分解: I / HAN-dle / CUS-to-mer / sup-PORT / for / our / SOFT-ware / PROD-ucts
- ストレスアクセント(★): ★HAN-dle(第1音節) ★CUS-to-mer(第1音節) sup-★PORT(第2音節) ★SOFT-ware(第1音節) ★PROD-ucts(第1音節)
- リズムパターン:I(軽く) / HAN-dle(強め) / CUS-to-mer(流す) / sup-PORT(やや強め) / for our(軽く) / SOFT-ware(強調) / PROD-ucts(強調)
🗣 I handle sales operations.
🗣 I handle international clients.
🎙️ プレゼンデモ
この3つの表現を順に並べると、自然な自己紹介になります。
- I’m responsible for software testing.
- I mainly work on system improvement.
- I handle customer support for our software products.
YouTube音声教材では、この3文を実際の声で練習できます。
画面を見ながら一緒に発声してみてください。
文ごとの間を取りながら話すと、聞き手に安心感を与えられます。
「仕事内容を伝える3フレーズ」
まとめ
英語での自己紹介で、 「部署名+仕事内容」を言えるようになること。
たったこれだけで、 あなたの印象は大きく変わります。
今日から始める3つのアクション
1. ✅ 自分の仕事内容を3つのフレーズで書き出す
2. ✅ 録音して、発音をチェックする
3. ✅ 明日の会議で実際に使ってみる
小さな一歩が、大きな自信につながります。 さぁ、今日から練習を始めましょう。

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