英語でプレゼンを始めるとき、多くの人が緊張するのは「最初のひと言」です。ここでつまずくと、その後もぎこちなくなってしまうもの。逆に、冒頭をスムーズに切り出せれば、聴衆も安心し、自分自身も落ち着いて話し始めることができます。
今日は、プレゼンの冒頭に使えるフレーズを3つ紹介します。短くてシンプルですが、効果は絶大です。
🎯 特訓シリーズとは(初回特別編)
この特訓シリーズは、スピーチを文字で“理解する”場所ではなく、音を聞き、声に出しながら実際に話せるようにする練習場です。
理論や技法を知るだけでなく、声とリズムを通して体で感じることを目的にしています。
やることはシンプル:
- 短いフレーズを何度も口に出す
- プレゼンの場で生きる言葉を、自分の声で「伝わる音」へ変える
そして記念すべき第1回の今日は、スピーチの冒頭で誰もが緊張する“第一声”をテーマに、すぐに使える3つの定番フレーズを紹介します。
目的は「知識を増やすこと」ではありません
あなたがすでに持っている力を、声に出して自信へ変えること。
ウォーミングアップのつもりで、まずは一緒に小さな特訓を。
たったこれだけでも、スピーチの感覚がぐっと自然に、英語の第一声が軽やかになります。
本日のフレーズを取り扱った、練習用のYouTubeショートもあるので、音とリズムの流れを一緒に体で感じてみてください。
すぐ使える冒頭フレーズ
① Good morning everyone.
もっとも基本的で丁寧なあいさつ。
- 朝の会議、セミナー、講義など幅広く使えます。
- 「everyone」をつけることで、聴衆全体に向けて優しい響きになります。
② Today, I’d like to share…
プレゼンの目的をシンプルに伝える定番フレーズ。
- “Today, I’d like to share our new project.”
- “Today, I’d like to share some insights from our survey.”
「share(共有する)」は、強く主張するのではなく「分かち合う」ニュアンスを含むため、やわらかく好感度の高い言い回しです。
③ Let’s get started.
区切りをつけて、本題に入るサイン。
- 聴衆に「ここから本題です」と合図を送れる便利な一言。
- 簡潔でリズムがよく、聞いている側も気持ちが切り替わります。
まとめ
冒頭の3フレーズを順番に並べると、例えば、下記のようになります:
“Good morning everyone.
Today, I’d like to share one simple tip for your presentation.
Let’s get started.”
練習用のYouTubeショートもあるので、音とリズムの流れを一緒に体で感じてみてください。
シンプルですが、この流れを自分の型にしておくだけで、英語で話すときの最初の不安がぐっと軽くなります。

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